2018年5月13日日曜日

Dead rising

仕事が忙しくなって平日は何もできないので、休日に取りつかれたようにゲームで遊ぶ。
Steam版Dead risingをクリア。

特産品もなく巨大なショッピングモールしか目立つものがない田舎町が突如閉鎖され、情報規制までされる。この情報を掴んだフリーのフォトジャーナリスト、フランク・ウェストは、ヘリによる現場への潜入を試みる。
カプコンが贈るDead risingは、ホラー映画なら死んでそうな主人公のフランクが、ゾンビであふれるショッピングモールを血の海に変える、おつかいアクション。
オリジナルのXbox360版から実に10年後、Steam版が登場。
オリジナル版は表現のカットが嫌でUS版を買って、結構遊んだお気に入り。

Steam版の特徴は、
・セーブシステムの改善
・キーボードとマウスの操作に対応
・60fps化
・グラフィックオプション
・字幕サイズがオリジナルに比べ大きくなった
・日本語版でも表現ノーカット
といったところ。

60fpsで滑らかに動くし、マウスで照準可能となったのですごくありがたい。

ストーリーは真面目だけど、ビジュアルシーンが終わってアクションに触れると、あまりにお馬鹿な内容で楽しくなってしまうゲーム。
ゾンビの血や肉が飛んでも、武器によってはその頭の悪い過程で残酷さ笑いに繋がる。
マネキンの胴体部分が武器として頼もしいなど、生き残るために必死なんだけど、どこかおかしい。

どこへ行ってもいっぱいで、しかも大して強くないし、死んでいるのに更に頭の悪い方法で止めを刺されるゾンビからは、ホラー的な恐怖感は生まれない。
プレイヤーに恐怖を与えるのはゾンビではなく、地獄と化したモール内で狂ってしまった生存者たち(サイコパス)となる。
とはいえ中には脱獄囚のように、元からおかしいのもいる。

テーマとして恐ろしいサイコパスが結構いる一方で、やっぱり笑いにもっていきたいのか、スーパーの店長は別格。

フランクが持つカメラで撮影も可能。それを活かした「セクシーショットを撮る」イベントもある。早速撮る。

その直後にシステムのカメラを回してのフランクを見ると、鼻から大流血。

服装を変えて真面目な会話も台無しにできるなど、できることが多くて楽しい一方で、良くも悪くもオリジナルに忠実なため、不満もある。
・ストーリー上の3日間はシステム上6時間であり、早送りできない
・攻撃判定が曖昧な武器がある
・描画のされ方がオリジナルのままのようで、夜は視認性が悪い
・相変わらず空気の読めないオティス
など。

正直なところ元を結構遊んだのですぐ飽きると思ったけど、やっぱり楽しくて最後まで遊んでしまう。
続編の出来が微妙でシリーズから離れてしまったけど、全てSteam版が出ているので気が向いたら遊ぶ。

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