オリジナル版は国内版のボックスアートが好みでなかったので触らずにいたもの。
プラチナゲームズが贈るBayonettaは、自身が魔女であること以外の記憶がない主人公ベヨネッタが、舞い込んだ情報の地へ向かった先でスタイリッシュな戦いを繰り広げるアクション。
記憶喪失の影響かはわからないけど、何かと軽口を叩くベヨネッタの姿は無敵っぷりを感じさせるが、標準難易度でも結構難しい。
割と真面目なストーリーだけど、どこかに漂うお馬鹿な空気。
Steam版の特徴は、
・キーボードとマウスの操作に対応
・安定した60fps
・4K解像度対応
・グラフィックオプション
・英語音声と日本語音声を選択可能(WiiU版と同様)
といったもの。
スピーディーなアクションを楽しむには、ゲームパッドでのプレイが必須。
パンチとキックの組み合わせで、簡単に強力な技が繰り出せるハイスピードなアクションは爽快感抜群。
ぎりぎりで攻撃を避けてウィッチタイム発動、連続攻撃を叩き込むのは病みつきになる。

トーチャーアクションはスピードを殺す一方で威力絶大。名の通り敵を拷問にかけて大ダメージを与える。中にはお馬鹿なものもある。
ストーリーを進めていく中でプレイヤーの腕が上がっていく中、その先へ進むための正しくプレイヤーに対する試練として、ジャンヌが立ちはだかる。
ストーリー上も重要な人物であるジャンヌとの戦いは、他のボスと比べ物にならないほど熱い。
ジャンヌとの喧嘩が最高に楽しいせいか、他のボスの印象が薄れる。
楽しいゲームだけど、気になる点はいくつかある。
ビジュアルシーンをスキップする操作にはカーソル移動が必要で、コンティニューの度に地味にストレスを感じさせる。ボタン2回とか押しっぱなしとかのほうが良い気がする。
早く次の敵と戦いたいのに謎解きをやらされたりする。ソニックアドベンチャーにおけるアドベンチャーパートが、ソニックの持ち味のスピードを殺すのに似ている。
スペースハリアーを強く意識したシューティングのシーンは、長すぎる上に視認性がやや悪い。ゲーム開始時のフレーズをベヨネッタのセリフを通じて聞ける演出や、背景は寧ろナイトストライカーっぽくて好きだけど、本編のアクションが爽快なだけにどうしても地味になってしまう。それが長々と続くのは苦しい。
文句はあるけど爽快で挑戦し甲斐があるし、お安いのでお勧めできる。
クリアデータを保存すると、次の難易度に切り替わる挑戦的な仕様も好み。
繰り返し挑みたくなる内容だけど、ひとつ上の難易度を遊ぶか他のゲームを遊ぶか悩みどころ。
買うだけ買って遊んでないものといえば、Steam版Deadrisingあたり。わるいやつらはぶった斬り。
0 件のコメント:
コメントを投稿